クリーンエネルギー天然ガス

クリーンエネルギー天然ガス

 このページを印刷する

環境にやさしいクリーンエネルギー

天然ガスの主成分はメタン(CH4)。燃やした際に、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)や、大気汚染等の原因となる窒素酸化物(NOx)の発生が 少なく、酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)や煤じんの発生もありません。天然ガスは、地球環境にやさしいクリーンなエネルギーです。

化石燃料の燃焼生成物等発生量比較(石炭=100)

単位発熱量あたりの発生量を石炭を100とした場合の割合

図:化石燃料の燃焼生成物等発生量比較(資料)
NATURAL GAS PROSPECTS2010,1986/IEA
火力発電所大気影響評価技術実証調査報告書1990.3/エネルギー総合工学研究所

ページ先頭へ

豊富な埋蔵量

天然ガスは世界中に広く分布し、埋蔵量が豊富である上に、新しいガス田が次々に発見されています。可採年数は約53年ともいわれ、国の基幹エネルギーとして位置づけられています。

在来型・非在来型ガスの埋蔵量

在来型ガス、非在来型ガスを含めた可採埋蔵量(常識的な範囲で今後想定される技術・経済条件で、採取可能な資源量)は806兆㎥で、約230年分を賄えることになります。採掘・生産技術の進歩により、可採埋蔵量は今後も増加すると考えられています。

gas_graph_kasaimaizou2016.jpg

天然ガスの確認埋蔵量

確認可採埋蔵量:現在の技術・経済条件で、いつでも採取可能な資源量

gas_graph_maizou2016.jpg

非在来型天然ガス

通常の天然ガス田(在来型)と異なる方法で採掘するため非在来型天然ガスと言われ、「シェールガス」、「タイトサンドガス」、「コールベッドメタンガス」などがあります。さらに、大陸縁辺部の水深500m~1,000mの海底面下や永久凍土層の下に「メタンハイドレート」の存在が確認されています。
世界における非在来型天然ガスの推定埋蔵量は膨大で、今後、その生産量は増加する見通しであり、長期にわたり天然ガスの安定供給が期待できます。これを効率的に生産するための技術開発が進んでいます。

シェールガス

薄片状にはがれやすい性質をもつ岩石である頁岩(けつがん:シェール)に閉じ込められた天然ガス

タイトサンドガス

浸透性の低い砂岩(タイトサンド)に閉じ込められた天然ガス

コールベッドメタン

石炭に吸着した形で存在し、石炭層に閉じ込められた天然ガス

日本近海に存在する天然ガス「メタンハイドレート」

メタンハイドレートとは、水分子が水素結合により形成する籠(かご)状の格子の中にメタン分子を取り込んだ固体結晶で、高圧、低温の条件で安定しており、燃える氷とも呼ばれます。分解すると天然ガスの主成分であるメタンが生成するため、新たな天然ガス資源として期待されています。
日本の周辺近海には、わが国の天然ガス消費量の約100年分に相当するメタンハイドレートが存在するといわれており、政府主導によるメタンハイドレートの資源化に向けた開発計画が平成13年度からスタート。メタンハイドレートの商業化に向け、平成30年度を目途に技術基盤の確立を目指しています。
現在は開発計画の第2段階にあたり、日本周辺海域での海洋産出試験等が実施されており、平成26年度には有望地点と考えられる上越沖、秋田・山形沖において、調査船を用いたメタンハイドレートを含む地質サンプル取得が実施されました。国による表層型メタンハイドレートの本格的な地質サンプル取得作業は初めてであり、今後はその結果を踏まえ、別地点における地質サンプル取得調査が行われる予定です。

ページ先頭へ

ガスのおはなし

Kids