
エネファームのしくみ
エネファームのしくみ
天然ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、その時に生じる熱でお湯をつくり、お風呂や台所などの給湯に有効利用します。お湯が足りなくなった時にはバックアップ熱源機が自動的に稼働するので、湯切れの心配がありません。
もちろん、床暖房やミストサウナなどの快適な温水暖房との接続も可能です。※
また、運転中の振動や騒音が少ないのも特長です。
※ 追いだき、各暖房はバックアップ熱源機で行います。
環境性
エネルギー利用効率が高いので、一次エネルギー(石油や石炭、天然ガスなど)の使用量を減らすことが出来ます。その結果として家庭からのCO2排出量を約49%削減! 従来システムと比較すると、その差は年間で約1.3トン。日々の生活が、そのままエコにつながっていきます。
CO2排出量の比較
そのほかの省エネ行動における、1年間のCO2削減効果
エネルギー利用効率
発電所でつくられた電気は、家庭に届くまでに約6割もロスしてしまいます。一方、エネファームを採用すれば、自宅で電気をつくれるので送電ロスがなく、さらには発電時に生じた熱まで有効利用でき、エネルギー利用効率が高くなります。
従来システムとエネファームの一次エネルギー利用効率比較
経済性と補助金
経済性
エネファームの発電量は1年間にご家庭で使用する電気の約5割をまかないますので、電力会社から購入する電力量を減らすことが出来ます。その分、ガス使用量は増加しますが、エネファームはお得なガス料金メニューが適用されるので、トータルの光熱費がお得になります。
お得な料金メニュー“スマート発電プラン(家庭用熱電併給契約)”
スマート発電プランは、エネファームなどの家庭用コージェネレーションシステムを利用するご家庭専用のプラン。発電を楽しみながら省エネも実行する、先進のライフスタイルを応援します。なお、スマート発電プランの適用には、お申し込みが必要です。
※1台あたりの定格発電出力が5kW未満の機器に限ります。
機能性
省エネ性
最も省エネになるように、エネファームが各ご家庭の生活パターンを自動で学習します。お客さまの1ヵ月の「電気」と「お湯」の使用量や使用する時間帯などを記憶し、最も省エネになるようにエネファームが自動で運転をコントロールします。
エネルギーの見える化
エコロジーでエコノミーとはいうけど、いったいどれくらい発電して、どれくらい環境にやさしいのか、気になるところ。エネファームなら、室内のリモコンパネルにあるエネルックボタンで、その効果がひと目で分かります。発電量やCO2削減量を実際に目で確認することでエコを実感できます。
リモコンパネル(エネファームの場合)
安心の10年フルサポート
安心の10年フルサポート
ご使用開始から10年間は、機器の定期点検(消耗部品交換等)を無償で行います。さらに、同期間内における故障発生時にも無償で修理対応します。
※フルサポート期間終了後の点検・修理は「有償」となります。
※適用になる保証内容や条件等についてはメーカーにご確認ください。
停電のときにも安心
万が一に備えたあんしん機能
万一の停電時でも「つづけて発電(停電時発電継続機能)」「つなげて起動(外部電源起動機能)」により、最大500Wの電力を確保できます。最長8日間(192時間)発電を維持するので、照明やテレビなどのほか、お湯やシャワーも使えて安心です。
つづけて発電(停電時発電継続機能)
停電時にエネファームが発電している場合、自動的に切り替わり、発電を継続します。
停電時専用コンセントから電気が使えます。
つなげて起動(外部電源起動機能)
停電時にエネファームが停止中でも、外部電源(蓄電池・発電機・車のバッテリーなどからのAC100V電源)をつなげることでエネファームを起動して発電できます。
“つづけて発電”と同様に、停電時専用コンセントから電気が使えます。
停電時に使える機器の目安
停電時の運転イメージ
停電時は自動的に停電発電に切り替わり、最大500Wの電気を使えます。
非常用水確保
災害などで断水した場合でも、貯湯ユニット内の水(お湯)が使えます。
最大で約135リットル(トイレ約34回分)の水(お湯)を取り出し、雑用水として使用できます。
備蓄管理の手間が省けるとともに、常に水が確保できるという安心感につながります。
※ 飲料、調理用、および入浴用には使用しないでください。
停電時の稼動について
- 外部電源起動機能は、すべての蓄電池、発電機での起動を保証するものではありません。
- 都市ガスと水道が供給状態であることが必要です。また、リモコンの「停電発電モード設定」が必要です。
- 停電時に発電を継続するためには、リモコンの「浴室排水設定」が必要です。
- 停電復旧後は、自動で通常運転に戻ります。