ガスボイラー

ガスボイラー

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ガスボイラーとは、都市ガスを燃焼して、水(液体)を加熱し、温水(温水ボイラー)や蒸気(蒸気ボイラー)を作る装置のことです。温水ボイラーはホテル・プールなどの給湯や昇温、暖房などで利用されています。
蒸気ボイラーは工場・病院などで乾燥や加温、殺菌などに利用されています。
蒸気ボイラーや温水ボイラー
は複数台設置することによりさまざまな容量にも対応できます。

また、コージェネレーションなど他の機器やシステムと組み合わせることも可能で、さらに高効率で省エネ・省コストをはかることができます。
    

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省エネ

油焚きボイラーからガスボイラーへ

従来のボイラーは油焚きのものが多く使われておりましたが、近年では環境問題への意識の高まりから、クリーンエネルギーである都市ガスボイラーへ転換するお客様が増加しています。環境にやさしいだけでなく、油の貯蔵設備が不要となったり、ボイラーの付帯設備の簡素化をはかることができます。

図:油焚きボイラーからガスボイラーへ

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省スペース

大型ボイラーから多缶設置へ

大規模な工場などでは、保有水量が多く安定した水管ボイラーや炉筒煙管ボイラーなど大型のボイラーが多く採用されておりますが、小型の貫流ボイラーなどを連結して使用することで、機械室などのスペースを大幅に縮小させることができます。また、小型化することにより法令による規制が緩和され、維持管理が容易になります。

図:大型ボイラーから多缶設置へ

 


 

 

土地の有効活用

 パイプライン供給によりタンクローリーの駐車スペースが要らず、燃料貯蔵タンクも不要になるため、余剰スペースを有効に活用できます。

また、地下貯蔵タンク等の法定点検が不要となります。

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労働安全衛生法におけるボイラーの法規区分

ボイラーを取り扱うためには、ボイラー技士の資格が必要です。取り扱うボイラーの伝熱面積の合計や最高使用圧力に応じて取り扱い資格が分かれており、ボイラーの設置事業者は、ボイラー取扱作業主任者を選任しなければならないことになっています。
ただし、小規模ボイラーについては、ボイラー取扱技能講習を修了した者、小型ボイラーについては事業者による特別教育を受けた者が取り扱うこともできます。簡易ボイラーについては取り扱い資格は不要です。

規模の分類

  • ボイラー(小型・簡易ボイラーを除く)
    製造、設置、使用中などの段階で、製造許可、届け出、各種検査等が義務付けられています。
  • 小型ボイラー
    製造時の個別検定、設置報告・定期自主検査などが義務付けられています。
  • 簡易ボイラー
    簡易ボイラーについては、検査等の義務はありません。

図:ボイラー取扱作業主任者の分類

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