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仙台市が、明治42年からガス事業を営んできた仙台瓦斯株式会社からガス事業を譲り受けたのは昭和16年。以来、公営のガス事業者として、インフラを整備しながら、お客さまへの供給を拡大してきました。

昭和63年~ 民営化検討の始まり

民営化の検討は、昭和63年に設置した有識者による審議会の中で、LNG(液化天然ガス)導入についての検討と併せて、望ましい経営形態のあり方などについて議論がなされたのが始まりです。
平成2年に審議会より「最終的には民営経営形態がより望ましいとする意見が多かったが、審議会としては仙台市が諸問題に精力的に取り組むとともに、適切な時期に経営形態のあり方について再度検討することが適当と考える」との答申が出されLNGの導入を先行して進める一方、経営形態については継続して検討していくこととなりました。

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平成12年~ 包括外部監査における意見

平成12年に実施された包括外部監査では、監査委員の報告に際して「民営化を含め再検討する必要があるのではないか」との意見が添えられています。

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平成12年~ 民間の調査機関を活用した調査研究の実施

ガス局では、平成12年から3か年にわたり民間の調査機関を活用した調査研究を実施しました。この研究では、様々な経営形態についてのシミュレーションや課題の検証などを行いました。

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平成17年~ 民営化方針の表明

民営化に先行して実施したLNG導入の山場となる熱量変更作業が平成16年10月に終了したことや、上記の調査結果などを踏まえ、平成17年度施政方針において藤井前市長は「本市のガス事業については、これまでの検討経過を踏まえ、経営基盤の強化を進めながら、適切な時期に民営化を図ることとし、諸課題の整理に着手していく。」と述べ、ガス事業民営化の方針を明らかにしました。
これを受け、平成17年4月から2か年にわたり市内部の検討組織により、これまで課題となっていた企業債の処理や職員の処遇などについて検討を行いました。

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平成19年~ 有識者による検討及び民営化計画の策定

平成18年度に実施した仙台市ガス事業価値評価において、企業債の一括償還の原資を確保できる見通しが得られたこと、及び市内部の検討組織による作業が有識者による具体的・専門的な検討が必要な熟度に達したことを受けて、平成19年度には、有識者による検討委員会を設置し、民営化の望ましいありかた、手法、時期などについて検討を進め、11月に検討結果が市長へ報告されました。これを受け、平成20年1月に民営化の実施計画となる「仙台市ガス事業民営化計画」の素案を作成すると共に、2月から3月にかけて素案に対するパブリックコメントを実施し、お客さまや市民の声を伺った後、5月に最終的な計画としてとりまとめました。

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平成20年7月~ ガス事業継承者の公募

 平成20年7月には、外部の有識者による事業継承者選定委員会を設置し、ガス事業継承者選定に向けた準備に着手しました。
 9月よりガス事業継承者の公募を行い、3者により構成される1グループより資格審査申請があり、参加資格者と認定した後、10月より同グループへの事業に関する詳細資料の提供、設備等の現地視察の開催、質問の受付、回答等(競争的対話)を実施しました。

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平成21年1月~ 公募の中止及び民営化の延期

 平成21年1月に急激な経済情勢の変化などにより見通しが極めて不透明となり譲渡価格の提示が困難との理由により、同グループより参加辞退届が提出されました。このことに伴い、参加資格者が不在となったことから公募を中止し、平成22年4月の民営化を延期することといたしました。
 ガス事業の民営化については、経済情勢や事業を取り巻く環境などを見極めながら、引き続き検討を進めてまいります。

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これまでの経過

明治42年 仙台瓦斯株式会社創立
昭和16年 仙台市が仙台瓦斯株式会社を買収、電気水道事業部瓦斯事業所を設置、公営となる
昭和63年 市長が仙台市ガス局LNG導入等ガス事業経営問題審議会を設置し、LNG導入及び経営形態のあり方について諮問
平成2年 仙台市ガス局LNG導入等ガス事業経営問題審議会から市長へ答申
平成4年 海上輸送によるLNG導入決定
平成9年 熱量変更作業スタート
平成12年 ガス事業に関する包括外部監査開始
平成12年 野村総合研究所(株)にガス局の経営形態に関する調査コンサルティング業務を委託
平成13年 包括外部監査の結果報告
平成15年 経営形態調査コンサルティング業務最終報告書 完成
平成15年 「行財政改革プラン2003」で経営形態の検討を進めていくことを明らかにする
平成16年 熱量変更作業完了
平成17年 第1回定例会の施政方針で市長が適切な時期に民営化を図ることを表明
平成19年 第1回定例会の施政方針で市長が有識者による検討委員会を設置し、具体的な検討に着手することを表明
平成19年 仙台市ガス事業民営化検討委員会を設置
平成19年 仙台市ガス事業民営化検討委員会から検討結果を市長へ報告
平成20年 「仙台市ガス事業民営化計画」(素案)を策定し、パブリックコメントを実施
平成20年 「仙台市ガス事業民営化計画」を策定
平成20年 仙台市ガス事業継承者選定委員会を設置
平成20年 事業継承者の公募を開始し、1グループを参加資格者と認定
平成20年 参加資格者との競争的対話(詳細情報の提供等)を実施
平成21年 参加資格者からの参加辞退届を受理
平成21年 公募中止とガス事業民営化の延期を決定

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