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仙台市ガス局では、都市ガスの原料である天然ガスを海上輸送とパイプラインの2つの供給ラインで受け入れることによって、万が一の場合に備え、都市ガスの製造、安定供給に努めています。

海上輸送方式

画像:LNG輸送ルート天然ガスは、マイナス162℃まで冷却し液化すると体積が気体の約600分の1となり、タンカーでの大量輸送が可能になります。仙台市ガス局港工場では、長期売買契約に基づいてマレーシア国サラワク州ビンツルから液化天然ガス(LNG)を受け入れています。

画像:LNGタンカーによる海上輸送

LNGタンカー「アマンセンダイ」

画像:LNGタンカー「アマンセンダイ」「アマン」はマレーシア語で「平和」を意味します。いつまでも平和な仙台を願って名付けられました。LNG船は積載能力を容積(m3)で表すのが一般的で、大きい船は200,000m3を超えるサイズもあります。アマンセンダイは港工場が接する航路制約のためLNGタンカーとしては小型の18,800m3級の仕様です。約18日間で往復し、年間19回程度、港工場に入港しています。

 

パイプライン方式

画像:新潟仙台パイプラインイメージ港工場では、気体の天然ガス受け入れも行っています。新潟~仙台間約260kmのパイプラインから気化された天然ガスを受け入れています。東日本大震災では、このパイプラインを活用し早期に都市ガス供給を再開することができました。
パイプラインの延長は道路に沿って地下を進むだけでなく、時には専用のトンネルで山を抜けることや専用橋で川を越えて延長されています。

画像:パイプラインからの受け入れ

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